November 14, 2019

疲れがたまってくると、思考力や集中力、注意力が低下します。また頭痛や肩こり、腰痛の原因になることもわかっています。


普段私たちが感じる疲れには「末梢疲労」と「中枢性疲労」の2種類があります。「末梢疲労」とはいわゆる体の疲れで、運動した後や立ち仕事の後に感じる体のだるさのことです。慢性的な疲労の原因である「中枢性疲労」は体ではなく、長時間の仕事などに集中したり、プレッシャーを受けるなどして自律神経の緊張状態にさらされてしまい、自律神経の中枢がある脳が疲労してしまうことによって起こる疲れです。


「末梢疲労」は筋肉の疲れなので休息や睡眠で回復できますが、「中枢性疲労」は睡眠や休息をとっても疲れが取れず慢性的に疲労感を感じることがあります。慢性的な疲労や肩こり、腰痛は「中枢性疲労」が原因になっていることもあります。

目で見ることはできない疲れとはいったい何で、どのようなメカニズムで起こるのでしょうか。10年ほど前までは疲労の原因は筋肉に溜まった「乳酸」が原因と考えられてきましたが、現在では活性酸素による酸化ストレスが疲労の原因と考えられています。

過度な運動やストレスが体にかかっている状態は、自律神経の交感神経が緊張状態にあります。交感神経が活発に活動すると活性酸素がたくさん発生します。脳が疲労しておこる「中枢性疲労」は活性酸素による酸化ストレスで脳の神経細胞が破壊されることが原因と言われています。普段は活性酸素を分解して体内から除去する、抗酸化酵素が働きますが、活性酸素が多いと除去が追いつかず、神経の細胞や筋肉が活性酸素によって攻撃をされて疲労へとつながります。自律神経の中枢がある脳が疲労すると自律神経の働きが悪くなります。自律神経は体の中で大事な調整をする働きがあります。自律神経がうまく働くなることで、心や体の疲れへと表れてくるのです。

慢性的な肩こり、腰痛の原因にもなる「中枢性疲労」から体を回復させるのに大切なことは、食事と睡眠、生活リズムの改善です。これは「末梢疲労」も同じです。ですが「中枢性疲労」は疲労を感じる原因が脳にあるので、脳を疲労をから回復させることが大切です。活性酸素により神経細胞が破壊され、脳の中で情報の伝達に使われる神経伝達物質が減少します。自律神経の働きが悪くなるのには神経伝達物質の減少が原因と考えられています。神経伝達...

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