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本日の症例「右腕の痛み」

更新日:2022年7月11日


一ヶ月ほど前から服に袖を通すときなどに、右腕の後ろが痛くなる。

動きを検査すると肩、首の筋肉はそれほど収縮はしていなかったのですが、

肩を回す筋肉がかなり硬くなっている状態でした。

痛みを引き起こしている原因は肩甲骨周辺の肩、腕を回旋させる筋肉の収縮ですが、

それらの筋肉をほぐすには背中上部から首、肩までを覆っている僧帽筋からほぐしていきます。

僧帽筋が緩むだけでも肩甲骨の動きがよくなり肩も動かしやすくなりますが、

それだけではすぐに元に戻ってしまうので僧帽筋を緩めたらその下の筋肉をほぐします。

痛みの原因となっている肩甲骨周辺の筋肉は小さかったり、細かったりします。

そのうえ硬くなっているのでほぐすときに痛みを感じる方もいます。

今回の方は、痛くてもいいから楽になるならやって欲しいとのことでしたので、

強さの加減をお尋ねしながら施術しました。(無理やりやることはしません)

施術後は痛みはまだ少しあるが、普通に袖を通せる状態になりました。


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