2,3日前から首が痛くなり、朝から痛みが強くなった方がご来院されました。
痛みは下を向いたときに特に強くなるとのことでした。
問診、検査をすると主な原因は背中の筋肉の緊張にあったので、背骨の状態を見た後に筋肉を緩める施術を行いました。
首の痛みの出方にも色々あるのですが、一番厄介なのは痛くて上が向けなくなる状態です。
この場合は首の背骨の変形や、椎間板の突出などにより、神経が圧迫されしびれや痛みを引き起こしている
ケースがあるので、筋肉への施術、頚椎の矯正だけでは改善できないこともあるのです。
今回の施術は首の痛みに対してまず背中の筋肉からほぐしました。
首に痛みのある方の多くは背中の筋肉が硬くなっています。右の首に痛みが出ているときは、ほとんどの方が右の背中の筋肉が緊張状態にあります。その場合背中をじっくりほぐすと7~8割の方が首の症状が軽くなります。
今回の方も、施術後は下を向けるようになるまで改善しました。
痛みがある箇所を時間をかけて施術してもよくならないのは、他に原因があるからです。 そこをしっかり施術できるかが早い改善への大切なポイントだと思います。