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ご来院の多い症状

腰痛

腰は上半身と下半身をつなぐ役割と、柔軟性、可動性が求められる部分であり、骨格の保護が無い為、非常に痛めやすく、立っていても座っていても、緊張状態にあります。

 

人が立つ・座るといった基本的な動作を行う際には、身体のさまざまな筋肉や靱帯、関節などの組織が複雑に連携し、微妙なバランスを保ちながら姿勢を維持しています。これらの組織は、お互いにバランスを取り合いながら体を安定させており、特定の部位だけに負担がかからないように働いています。正常な状態では、それぞれの組織が適切に機能することで、無理なく立ったり座ったりといった動作が可能になります。

しかし、現代の生活習慣においては、長時間同じ姿勢で過ごすことが非常に多くなっています。例えば、パソコン作業やスマートフォンの操作を長時間続けることにより、座った姿勢が固定されがちになり、身体を動かす機会が減少してしまいます。立ち仕事でも、同じ体勢を維持し続けることで、筋肉の動きが制限され、柔軟性が失われていきます。

このように、同じ姿勢を同じ姿勢を長時間取り続けることで、姿勢を維持するための筋肉に徐々に負担がかかってきます。特に姿勢が悪い状態で長時間座っていると、背中や骨盤周囲の筋肉が緊張し、うまく機能しなくなってしまいます。そうなると、本来分散されるべき身体の重さや負荷が、一部の筋肉や関節に偏って集中するようになります。

特に、腰まわりはその影響を受けやすい部位のひとつです。上半身の重さを支えるために常に働いている腰部は、姿勢が崩れることで過度に緊張したり、逆に使われなくなって弱ってしまったりすることがあります。その結果、腰椎やその周囲の組織に負担が集中し、痛みや不快感が現れるようになります。これが慢性的な腰痛につながる大きな要因のひとつです。

したがって、長時間同じ姿勢を続けることを避け、定期的に体を動かしたり、姿勢を意識的に見直したりすることが重要です。適切な体の使い方を心がけることで、筋肉や筋膜のバランスを整え、腰部にかかる過度な負担を減らし、腰痛の予防・改善につなげることができます。

腰痛

● 前かがみになると辛い・ズボンや靴下をはくなどの動作を行うと痛くなる

 

このような場合は、腰の筋肉、上半身を支えているお尻まわり(殿筋)に原因があります。前かがみになるときに、背側にある腰の筋肉と殿筋は伸びるのですが、かたくなっていると筋肉がロックしてしまい、しっかり伸びることができずに痛みが出ます。また腰には上半身を傾けるときに支えとなる、大切な役割をする筋肉(腰方形筋)があるのですが、身体の深部に位置しているので、ほぐすのに時間がかかる場合があります。お尻とつながる裏腿の筋肉、お尻まわりの筋肉(殿筋)、腰の筋肉(広背筋、腰方形筋、脊柱起立筋)を重点的にほぐします。

● 腰をそらすと痛い・長い間立っていると痛くなってくる

 

このような痛みのでお困りの方で多いのが、あおむけで寝るのが辛い、あおむけで寝たときに腰から背中が浮いたままで、床(布団)との間が空いているという症状です。この原因は腰から背中の筋肉が硬くなりすぎていること、骨盤をお腹側で支えている筋肉(腸腰筋)が硬くなっている影響が大きいと考えられます。腰の背骨(腰椎)と太腿の骨(大腿骨)を繋いで、直立姿勢を支える重要な筋肉(大腰筋)と腸骨と大腿骨をつなぐ筋肉(腸骨筋)この二つの筋肉を腸腰筋といいます。腸腰筋は骨盤の位置決定に重要な役割があります。腸腰筋が硬くなると反り腰になり腰から背中が反ってしまいます。腸腰筋はひとが起きているほとんどの間、緊張状態にあるため筋力の低下や疲労がたまると、痛みを引き起こします。腸腰筋はほとんどが身体の内部に隠れていますが、股関節の内側で表側に出てきますので、内腿、表腿をしっかりほぐします。

 

※上記はあくまで一例です。

カウンセリング、検査をして、一人ひとりの状態に合わせて施術を行います。痛みや、筋肉の緊張状態が強い場合は、2~3回の施術をお勧めします。

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