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肩こりと自律神経

更新日:2022年7月11日


肩こりの原因となる筋肉の緊張は色々な理由で起こります。

デスクワークや長距離移動でずっと同じ姿勢でいた時など、筋肉の中に疲労物質が溜まり筋肉の柔軟性がなくなり筋肉が硬くなります。硬くなった筋肉は血流も悪くなるので筋肉に必要な成分が充分に運ばれてこなくなり、緊張状態が続きます。

血流が悪くなることは筋肉が硬くなる原因として大きな関係があります。

血流が悪くなる理由は上記の他に、無意識の体の働きがあります。それが自律神経の緊張によるものです。

自律神経には交感神経と副交感神経があります。起きて仕事をしているときなどは交感神経が優位になり体を緊張状態にします。そして夜眠る前や、リラックスしているときは副交感神経が優位になり体の緊張状態をほぐしてくれます。この自律神経の入れ替わりが上手くいかなくなると交感神経が優位の状態が続き体の緊張が取れない状態がつづいてしまいます。

それは自律神経は緊張すると血管が収縮して血流が悪くなってしまうという理由によるものです。

副交感神経を意識的に優位にするには、ゆっくり湯船につかる、ストレッチなど自分がリラックスできることをするという方法があります。おいしいご飯を食べたり、軽い飲酒、好きな映画を見るなどもいいですね。

「ほぐす」という行為にも副交感神経を優位にする効果があります。人は一定のリズムで触られるとストレスの原因となるホルモンが押さえられ、幸せを感じるホルモンが分泌されます。このことによりリラックス効果を得ることができます。

リラックスしたからだは筋肉が緩み、血流がよくなり筋肉に栄養が届き、さらに疲労物質が排出されていきます。

交感神経が筋肉を硬くしてしまうだけでなく、肩、首の筋肉の使いすぎにより、頚椎の中枢にある副交感神経の働きを悪くしてしまうということも言われています。

筋肉をほぐすことは、血流を改善し筋肉の緊張をとり、リラックス効果を高めて筋の緊張を取ることにとても役立ちます。

当院の足技は一定のリズムで体を揺らしながらほぐしていくのが特徴の施術です。疲れが取れない方や、首、肩が辛いという方お気軽にご相談ください。


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