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コルセットの役割。

更新日:2022年7月11日


腰が痛いときや、痛みが出そうなときにコルセットや腰痛バンドを使う方は多いと思います。コルセットをすると腰はかなり楽になります。なぜコルセットをすると腰が楽になるかというと、それは 「腹圧」 というものが関係しています。 腹圧とはお腹の中に風船があって、腹圧が高まるとその風船が膨らむ、と考えるとわかりやすいと思います。立ったり座ったり、体を傾けたり体を動かすときは自然とお腹に力が入り腹圧が高い状態になります。周りを取り囲んでいる筋肉にお腹の中の風船が押さえられて、風船が張った状態になり体の中から腰を支えます。抑える力が弱いと風船は張ることができず腰を支える力が弱くなります。ひどい腰痛で寝返りや起き上がるのが辛いときはお腹や腰に力を入れると痛いので、腹圧を高めることができない事に理由があります。

腰痛や疲れがたまっているときは、上手く力を入れることができないので腹圧を高めることができません。そこでコルセットをつかって筋肉の変わりにお腹や腰が締め付けることにより、腹圧が高まり腰が楽になるのです。ただずっとコルセットをしていると筋力が落ちるので気をつけましょう。

腹圧は運動不足や加齢によって落ちてくると言われています。腰痛予防には腹圧を高めることが大切です。

ではどのようにして腹圧を高めるたら良いのでしょうか。それは腹圧を高める腹筋、横隔膜をつかった腹式呼吸です。息を深く吸い込んで最後まで吐く、自然とお腹がふらんだりへこんだりします。お腹を意識しすぎないようにしましょう。


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