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寝ても疲れが取れない方へ。①


質の良い睡眠は心身ともに疲労を回復させる効果があります。

睡眠中は、ただ体を休めるだけではなく、心身の修復をしています。深い睡眠(ノンレム睡眠)の間に、体内の修復・回復を促す成長ホルモンが多く分泌され、体内での代謝活動が促進されます。また脳も休まり、自律神経の働きも整うので、ストレスの回復・耐性も向上し、身体の一部だけでなく全身の疲れ、心の疲れも休養させることができます。1日の心身の疲れを睡眠中にメンテナンスしています。 日本人は平均7時間の睡眠時間をとっています。必要な睡眠時間は人によって違うので、7時間寝ないとだめということはありません。大切なことはスムーズに眠りに入ることができて、朝になったらスッキリと目覚め、体の疲れが取れていて、気分がよく、その日一日を元気に過ごせるようなら、7時間以下の睡眠時間でも足りています。もしそうでなければ、睡眠が足りていない、もしくは睡眠の質が悪い可能性があります。 睡眠時間の不足やしっかりとした睡眠がとれないといった場合は、心身のメンテナンスが不十分になり不調の原因になります。 睡眠不足や睡眠の質が悪いと、肥満や糖尿病や狭心症・心筋梗塞などの生活習慣病といった身体への不調、うつ病・不安障害などの精神的不調を引き起こすリスクが高くなるといわれています。 寝る前に食べ過ぎたり飲みすぎたりすると、消化・吸収・分解などのために体力を使い、また自律神経も過敏になるため睡眠中に十分に休養がとれません。寝る直前までテレビやパソコン、スマートフォンを使用していると脳が刺激され眠りの妨げになるといわれています。 質の良い睡眠を得るためには、寝る2時間前にはリラックスした状態になるように食事の時間や夜の過ごし方を逆算して準備を始めると良いでしょう。


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